[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:image_processing:start|第5章 画像処理]] ====== エッジ ====== ===== 概要 ===== エッジは、画像中で明るさや色が急に変化する境界部分である。物体の輪郭、模様の境目、影の境界などがエッジとして現れる。画像処理では、[[cg:image_processing:pixel_value_no282|画素値]]の変化が大きい場所を調べることでエッジを検出し、形状の手がかりや領域分割の材料にする。 ===== 詳しい説明 ===== 画像は画素値の集まりであり、隣り合う画素の値がゆるやかに変化する部分もあれば、急に変わる部分もある。この急な変化がエッジである。エッジは物体の輪郭を表すとは限らず、照明の変化、影、テクスチャ模様でも発生する。エッジを調べるには、周辺画素との差や変化の方向を利用する。[[cg:image_processing:gradient_filter|微分フィルタ]]や[[cg:image_processing:sobel_filter|ソーベルフィルタ]]は、エッジを見つけるための代表的な処理である。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、画像の輪郭強調、線画風表現、素材画像の解析などでエッジの考え方が関係する。レンダリング画像を加工して輪郭線を付ける場合にも、どこがエッジとして扱われるかが見た目に大きく影響する。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、アウトライン表現、画像認識、当たり判定用マスクの作成、ポストエフェクトなどでエッジが利用される。ノンフォトリアリスティックレンダリングでは、エッジ抽出をもとに線を描くことがある。 ===== 制作・実装での例 ===== 隣り合う画素値の差を調べ、差が大きい部分をエッジ候補として扱う。実際にはノイズでも値が急変するため、平滑化と組み合わせて使うことがある。 ===== 検定対策ポイント ===== エッジは、画素値が急に変わる境界である。物体の輪郭だけでなく、影や模様でも発生する点に注意する。[[cg:image_processing:edge_extraction_filter|エッジ抽出フィルタ]]は、そのエッジを取り出すための処理である。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:image_processing:spatial_filtering|空間フィルタリング]] * [[cg:image_processing:edge_extraction_filter|エッジ抽出フィルタ]] * [[cg:image_processing:gradient_filter|微分フィルタ]] * [[cg:image_processing:gradient|勾配]] * [[cg:image_processing:sobel_filter|ソーベルフィルタ]] * [[cg:image_processing:contrast|コントラスト]] * [[cg:image_processing:pixel_value_no282|画素値]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第5章 ---- [[cg:image_processing:start|← 第5章 画像処理 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]