[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:law:start|第10章 知的財産権・法律]] ====== 職務著作 ====== ===== 概要 ===== 職務著作は、会社などの組織の業務として作られた著作物について、一定の条件のもとで法人などが著作者として扱われる制度である。ゲーム会社や制作会社で作られるCG、プログラム、映像素材などを考えるときに重要である。 ===== 詳しい説明 ===== 通常、[[cg:law:author|著作者]]は実際に創作した人である。しかし、会社の業務として、会社の企画・指示のもとで作られ、会社名義で公表されるような場合には、条件を満たせば法人が著作者として扱われることがある。これが職務著作である。個人制作や学校課題とは扱いが異なる可能性があるため、所属先、契約、制作目的、公開名義を確認する必要がある。 ===== CG制作との関係 ===== 制作会社で作成したモデル、映像、キャラクター素材などは、個人が作業していても会社側の著作物として扱われる場合がある。ポートフォリオに載せる場合も、公開条件の確認が必要である。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム会社で開発したキャラクター、ソースコード、UI素材などは、職務著作や契約によって会社に権利が帰属する場合がある。退職後に自分の素材として再利用できるとは限らない。 ===== 制作・実装での例 ===== 授業課題、個人制作、会社業務、受託制作では権利の扱いが違う。制作開始時に、成果物を誰が公開できるのか、再利用できるのかを確認しておく。 ===== 検定対策ポイント ===== 職務著作は、業務として作られた著作物に関係する。[[cg:law:author|著作者]]が常に作業者個人になるとは限らない点を押さえる。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:law:author|著作者]] * [[cg:law:copyright_holder|著作権者]] * [[cg:law:copyrighted_work|著作物]] * [[cg:law:contract|契約]] * [[cg:law:transfer_of_rights|権利の譲渡]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第10章 * 法律 ---- [[cg:law:start|← 第10章 知的財産権・法律 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]