[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:systems:start|第9章 システム・応用]] ====== モーションキャプチャ装置 ====== ===== 概要 ===== モーションキャプチャ装置は、人や物体の動きを計測し、コンピュータで扱えるデータとして取得する装置である。[[cg:animation:motion_capture|モーションキャプチャ]]という制作手法を支える入力装置であり、CGシステムの中では現実の動きを取り込むための機器として位置づけられる。キャラクターアニメーションや身体動作の解析では、目で見た動きをそのまま描くのではなく、計測された位置や姿勢のデータとして扱う点が重要である。 ===== 詳しい説明 ===== モーションキャプチャ装置は、俳優や対象物に付けたマーカー、カメラ、センサなどを用いて、時間ごとの動きを記録する。得られたデータは、キャラクターの骨格や関節の動きに対応づけて利用される。ここで重要なのは、装置そのものと、[[cg:animation:motion_capture|モーションキャプチャ]]という技術・工程を分けて考えることである。装置は動きを計測するハードウェアであり、キャプチャしたデータを整理し、キャラクターへ適用する作業は別の処理になる。CGシステムでは、[[cg:systems:three_dimensional_shape_measurement_device|3次元形状計測装置]]や[[cg:systems:camera_sensor_device|カメラセンサ装置]]と同じく、現実世界の情報を入力する役割を持つ。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、実際の人間の動きをキャラクターアニメーションへ利用するために使われる。手作業で全フレームを作るより自然な動きを得やすい一方で、計測誤差や不要な揺れを修正する後処理が必要になる。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、キャラクターの歩行、走行、攻撃、演技などの動作素材を作るために利用される。取得データはそのまま使うのではなく、[[cg:animation:motion_blend|モーションブレンド]]や調整作業を通してゲーム内の操作感に合わせる。 ===== 制作・実装での例 ===== 人体の動きを取得する場合、センサやカメラで得たデータをスケルトンの関節に対応づける。実装側では、取得した動作データをアニメーションファイルとして読み込み、キャラクターのボーンに適用する流れになる。 ===== 検定対策ポイント ===== 装置名としてのモーションキャプチャ装置と、技術・制作工程としてのモーションキャプチャを区別する。検定では、CGシステムに現実の動きを入力する装置として整理すると判断しやすい。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:animation:motion_capture|モーションキャプチャ]] * [[cg:systems:three_dimensional_shape_measurement_device|3次元形状計測装置]] * [[cg:systems:camera_sensor_device|カメラセンサ装置]] * [[cg:fundamentals:computer_graphics|コンピュータグラフィックス]] * [[cg:animation:game_engine|ゲームエンジン]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第9章 * システム ---- [[cg:systems:start|← 第9章 システム・応用 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]