====== カレントディレクトリとルートディレクトリ ====== ===== ◆ルートディレクトリとは? ===== * **ルート(root)** とは「根っこ」という意味。 * ファイルシステムの一番上、一番最初にあるフォルダを「ルートディレクトリ」と呼ぶ。 * Windowsなら「C:\」、LinuxやMacなら「/」がこれに当たる。 * ここからすべてのフォルダやファイルにつながっている。 例えるなら → **ビルの1階ロビー(エントランス)** どの階にもここから行ける出発点です。 ---- ===== ◆カレントディレクトリとは? ===== * **カレント(current)** とは「現在の」という意味。 * プログラムやコマンドが「今立っている場所(フォルダ)」を指す。 * ファイルを探すとき、まずはこの場所を基準にする。 例えるなら → **エレベーターで今止まっている階** 「黒板を見ろ!」ではなく「今いる階の部屋を探せ!」という感じ。 ---- ビル(コンピュータの中) | +-- [ルートディレクトリ] 1階ロビー (/ や C:\) | +-- 2階(資料室) | | | +-- manual.txt | +-- 5階(会議室) | +-- agenda.docx * **ルートディレクトリ** = 1階ロビー(すべての出発点) * **カレントディレクトリ** = 今止まっている階(現在地) ---- ===== ◆絶対パスと相対パス ===== * **絶対パス** * 「1階から○階に行って部屋に入る」と、正門から全部の道を指定する書き方。 * 例: `/2階/manual.txt` または `C:\5階\agenda.docx` * **相対パス** * 「今いる階から探す」書き方。 * 例: 5階にいるとき `./agenda.docx` と書けば、その階の会議室のファイルを指す。 ---- ===== ◆まとめ ===== - ルートディレクトリ = 1階ロビー(ビルの出発点) - カレントディレクトリ = 今止まっている階(現在の作業場所) - 絶対パス = 1階から順に経路を指定する方法 - 相対パス = 今の階から見た道順