パスアニメーションは、物体やカメラをあらかじめ設定した経路に沿って動かすアニメーション手法である。直線だけでなく曲線の経路を使うことで、滑らかな移動やカメラワークを作りやすい。
パスアニメーションでは、移動する対象と、それが通る道筋であるパスを分けて考える。対象の位置は時間に応じてパス上を進み、必要に応じて向きや速度も調整する。
キーフレーム法では要所の状態を指定して補間するが、パスアニメーションでは移動経路そのものを明確に指定する点が特徴である。速度変化にはイーズイン・イーズアウトの考え方を組み合わせることもある。カメラを曲線に沿って動かす場合や、乗り物が決まったコースを移動する場合に使いやすい。
CG制作では、カメラが建物の周囲を回り込む映像、物体が曲線上を移動する映像、タイトルロゴが決まった軌跡を通る演出などに使われる。パスを調整することで移動の印象を管理しやすい。
ゲームでは、イベントシーンのカメラ移動、決まった軌道を進む敵や乗り物、レール上を動くオブジェクトなどに利用できる。リアルタイム制御では、パスに沿うだけでなく、プレイヤーとの関係に応じた調整も必要になる。
カメラを曲線パスに沿って移動させると、キーフレームを大量に置かなくても滑らかな移動を作りやすい。速度を一定にするか、途中で加速・減速するかで演出の印象も変わる。
パスアニメーションは、経路を指定して対象を動かす方法である。単なるキーフレーム補間ではなく、移動する道筋を明示する点を押さえる。