ポリゴンの面には、表と裏を区別する向きがある。面の法線方向と視線方向を調べると、その面が視点に対して表を向いているか、裏を向いているかを判断できる。バックフェースカリングでは、裏を向いている面を描画しない。これは隠面消去の一種として扱えるが、ほかの面に隠れて見えない表向きの面までは取り除けない。
CG制作では、ポリゴンの法線方向や面の向きが正しくないと、片面表示の設定で面が消えて見えることがある。モデルの裏表を意識することは、レンダリング結果の確認に役立つ。
ゲーム開発では、通常カメラから見えない裏面を描かないことで負荷を下げる。特に大量のポリゴンを扱うリアルタイム描画では、カリング処理による効率化が重要になる。
ゲームエンジンで片面ポリゴンを使う場合、法線や頂点の並び順が逆だと、正面から見えるはずの面が消えることがある。これはバックフェースカリングの理解と関係する。
バックフェースカリングは、裏向きの面を描かない処理である。隠面消去全体を完全に解く方法ではなく、面の向きに基づく前処理として理解する。