レイマーチング法では、レイを一気に物体との交点まで飛ばすのではなく、一定間隔で少しずつ前進させる。各サンプル位置で、密度、色、散乱、減衰などを調べ、それらを積み重ねて最終的な色を決める。レイトレーシング法が物体との交点を求める考え方に強いのに対し、レイマーチング法は空間内に広がる雲、煙、霧、ボリュームデータのような対象を扱いやすい。
CG制作では、雲、煙、炎、霧、水中の濁りなど、形がはっきりした表面を持たない表現に使われる。空間の中に色や密度が分布していると考える。
ゲーム開発では、ボリュームライト、雲、霧、距離場表現などに使われる。ただしサンプル回数が増えると負荷が高くなるため、解像度やステップ数の調整が重要である。
レイマーチング法は、レイ上を段階的にサンプリングする手法である。レイトレーシング法と名前が似ているが、主に空間内の分布を積み重ねる点を押さえる。