ディジタルカメラは、レンズを通った光を撮像素子で受け取り、ディジタル画像として記録する入力装置である。第1章のディジタルカメラモデルで学ぶ光から画像データへの流れを、実際の機器として考える用語である。
ディジタルカメラでは、現実の光がレンズを通って撮像素子に届き、電気信号へ変換される。その後、アナログ/ディジタル変換などを通して、画像データとして保存される。単に写真を撮る機器というだけでなく、CGや画像処理で利用する素材を取得する入力装置として重要である。解像度、センサ性能、レンズ、露出、ノイズなどは、得られる画像の品質に影響する。
CG制作では、写真素材、テクスチャ、HDR環境画像、背景画像、リファレンス画像の取得に使われる。現実の物体や風景をCG制作へ取り込む入口として重要である。
ゲーム開発では、テクスチャ撮影、フォトグラメトリ、AR向け入力、写真モード、現実画像を使う演出などに関係する。ビデオキャプチャ装置と違い、静止画取得が中心になる場合が多いが、近年は動画撮影にも利用される。
実務では、撮影時の解像度、色、露出、ブレ、ノイズが後工程に影響する。素材用写真は、後で画像処理やテクスチャ化しやすいように撮影条件を管理することがある。
ディジタルカメラは、現実の光をディジタル画像として取得する入力装置である。検定では、ディジタルカメラモデルという概念、イメージスキャナ、ビデオキャプチャ装置との違いを整理する。