CG用語集トップ > 第5章 画像処理

分散

分散は、数値が平均値からどれくらいばらついているかを表す量である。画像処理では、画素値のばらつきの大きさを調べるために使う。ばらつきが大きいほど、明暗差や変化が大きい画像と考えやすい。

分散は、各値が平均値からどの程度離れているかをもとに計算される。画像では、画素値が平均値の近くに集まっていると分散は小さくなり、暗い値と明るい値が広く分布していると分散は大きくなる。分散はコントラストの強さを考える手がかりになるが、単位が元の値の二乗になるため、直感的には標準偏差の方が扱いやすい場合がある。

CG制作では、画像の変化量や明暗差を数値的に見る考え方として役立つ。ノイズやコントラストの強さを評価するときにも関係する。

ゲーム開発では、画像解析、画面効果、明るさ評価などで画素値のばらつきを見る場合がある。たとえば、画面の変化量やノイズの強さを統計的に見るときに使える。

画素値の分散が大きい画像は、暗い値から明るい値まで広く含む傾向がある。分散が小さい画像は値が平均付近に集まり、変化が少ない画像になりやすい。

分散は平均値からのばらつきを表す。平均値だけではわからない分布の広がりを表し、標準偏差とセットで問われやすい。

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