ライトフィールド
概要
ライトフィールドは、空間中を通る光線の情報を記録したもの、またはその考え方である。ある場所にどの方向からどのような光が届くかを多数の画像として扱うことで、後から視点を変えた画像を生成できる。イメージベーストレンダリングの重要な考え方の一つである。
詳しい説明
通常の画像は、1つのカメラ位置から見た光を2次元画像として記録する。これに対してライトフィールドでは、複数の位置・方向からの画像を集め、光線の集合として管理する。新しい視点からの見え方は、近い光線情報を選び、必要に応じて補間して作る。レイデータベースアプローチと同様に、細かな反射や見た目を画像として保持できるが、記録する情報量が大きくなる。
CG制作との関係
複雑な反射や透明感を含む実写対象を、画像ベースで再表示する考え方と関係する。完全な3Dモデルを作らずに、撮影された見え方を利用できる。
ゲーム開発との関係
ゲームでは、ライトフィールドをそのまま扱うよりも、事前計算された照明や環境表現の考え方として関係する。視点変化に応じた背景表現や、空間内の光の分布を利用した表現に応用される。
制作・実装での例
多視点カメラやライトフィールドカメラで得たデータを使うと、撮影後にピントや視点を調整するような処理が可能になる。ただし、画像数とデータ量が大きくなるため管理が重要である。
検定対策ポイント
レイデータベースアプローチ、ルミグラフとまとめて覚える。ライトフィールドは「光線情報を記録して視点を変える」考え方であり、単なる照明の種類ではない。
関連用語
タグ
- CGエンジニア検定
- 第3章
