レイデータベースアプローチ
概要
レイデータベースアプローチは、多数の画像を撮影しておき、視点位置や視線方向に応じて必要な画像を選んだり補間したりして、新しい視点から見た画像を作る手法である。形状モデルを細かく作って光の反射を計算するのではなく、あらかじめ記録した光線情報を利用する点が特徴である。
詳しい説明
この手法では、対象をさまざまな位置や方向から撮影し、画像の集合をデータベースとして持つ。新しい視点の画像が必要になったときは、近い条件の画像を取り出し、必要に応じて補間して表示する。イメージベーストレンダリングの一種として、幾何モデルを完全に復元しなくても視点変化を表現できる。ただし、多くの画像を保存する必要があり、データ量や検索方法が重要になる。
CG制作との関係
実写ベースで自由視点に近い見え方を作る場面で利用される。形状や材質をすべてCGで作るのではなく、画像として記録した見え方を利用するため、複雑な反射や細部を再現しやすい。
ゲーム開発との関係
リアルタイムゲームでは、完全なレイデータベースをそのまま扱うことは重いが、背景や環境表現、視点補間、事前計算された見え方の利用という考え方につながる。
制作・実装での例
多数のカメラ画像から近い視点の画像を選んで表示するシステムでは、検索速度と保存容量が問題になる。高品質な見た目を得やすい一方で、自由に動ける範囲を広げるほど必要な画像数も増える。
検定対策ポイント
関連用語
タグ
- CGエンジニア検定
- 第3章
