3Dプリンタ
概要
3Dプリンタは、コンピュータ上で作成した3次元データをもとに、樹脂や金属などの材料を積み重ねて立体物を作る出力装置である。通常のプリンタが紙に画像を出力するのに対し、3Dプリンタは形そのものを物体として出力する点が特徴である。CGやCADで作った形状を現実の試作品や模型に変換できる。
詳しい説明
3Dプリンタでは、3次元モデルをそのまま印刷するのではなく、装置が扱える形に変換してから出力する。一般にはモデルを薄い層に分け、各層を順に積み上げることで立体を作る。形状データに穴がある、厚みが不足している、面の向きが壊れているなどの場合、画面上では見えていても物体としては出力できないことがある。CGの表示用モデルと、製造用モデルでは求められる条件が違う点に注意する。
CG制作との関係
CG制作では、画面で見るためのモデルを実物の模型や展示物にする場面で3Dプリンタが使われる。キャラクター、建築模型、プロダクト試作などでは、見た目だけでなく厚みや強度も考える必要がある。
ゲーム開発との関係
ゲーム開発では、キャラクターやアイテムの立体試作、展示用フィギュア、コントローラ形状の試作などに利用できる。ゲーム画面用の軽量モデルをそのまま出すのではなく、出力用に形状を整える工程が必要になる。
制作・実装での例
3Dプリンタ用データを作るときは、ポリゴンの穴、重なり、反転面、薄すぎる部分を確認する。ゲーム用モデルは表示効率を優先するため、3Dプリント用には別途修正することが多い。
検定対策ポイント
3Dプリンタは3次元形状を現実の物体として出力する装置である。紙に印刷するプリンタ、形状を入力する3次元形状計測装置、画面表示するディスプレイとは役割が異なる。
関連用語
タグ
- CGエンジニア検定
- 第9章
- システム