3次元形状計測装置
概要
3次元形状計測装置は、現実の物体や空間の形を測定し、3次元データとして取得する装置である。CG分野では、実物をもとに3Dモデルを作る、現実空間を計測してARやVRに利用する、形状を解析するなどの目的で使われる。3次元復元とも関係が深い。
詳しい説明
3次元形状計測装置は、物体表面の位置や距離を測り、点群やメッシュなどの形でデータ化する。撮影画像だけでなく、距離センサ、レーザ、構造化光などを用いて、奥行き情報を得る場合がある。取得されたデータは、そのままではノイズや欠けを含むことがあるため、整形、補間、簡単化などを行ってCGで利用しやすい形にする。カメラセンサ装置やモーションキャプチャ装置と並ぶ、現実世界の情報をCGシステムへ入力する装置として理解できる。
CG制作との関係
CG制作では、彫刻、人物、小道具、建物などをスキャンして3Dモデルの素材にする場面で使われる。実物の形を出発点にできるため、手作業のモデリングだけでは難しい細かい形状を取り込みやすい。
ゲーム開発との関係
ゲーム開発では、実在の物体や場所をアセット化したり、ARゲームで周囲の空間を認識したりする用途がある。取得データはそのままでは重すぎることが多いため、ゲーム向けにポリゴン数やテクスチャを調整する必要がある。
制作・実装での例
計測後は、点群の整理、穴埋め、メッシュ化、法線調整、リトポロジなどの工程が必要になる。スキャン装置で取得したデータは、制作素材として扱いやすい形へ変換してから利用する。
検定対策ポイント
3次元形状計測装置は、現実の形状を3次元データとして取得する入力装置である。3次元復元は画像などから3次元情報を求める処理概念、3次元形状計測装置はそのために使われる装置として区別する。
関連用語
タグ
- CGエンジニア検定
- 第9章
- システム