[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:law:start|第10章 知的財産権・法律]] ====== 著作物でないもの ====== ===== 概要 ===== 著作物でないものとは、著作権で保護される創作的な表現に当たらないものを指す。単なるアイデア、事実、データ、ありふれた表現などは、原則として著作物として扱われない。CGやゲーム制作では、何が保護され、何が自由に使える可能性があるのかを判断するために重要である。 ===== 詳しい説明 ===== 著作権は具体的な表現を保護する制度であり、発想や仕組みそのものを広く独占させる制度ではない。たとえば『落ち物パズルを作る』というアイデアや、物理法則、単なる数値データは、それ自体では著作物とは言いにくい。一方で、そのアイデアを具体化した絵、文章、音楽、プログラムコード、画面デザインなどは[[cg:law:copyrighted_work|著作物]]になり得る。著作物でないものを理解すると、著作権の範囲を過大に考えすぎる誤解を避けられる。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、現実の事実や一般的な形状、ありふれた構図を参考にすること自体と、他人の具体的な画像をコピーすることは別である。表現とアイデアの違いを意識する必要がある。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲームジャンル、ルールの考え方、操作の発想などは、そのまま著作物とは限らない。ただし、具体的なキャラクター、画面、音楽、文章、プログラムをコピーすれば問題になる可能性がある。 ===== 制作・実装での例 ===== 他作品のシステムを参考にする場合でも、画面構成、キャラクター、文章、音声などの具体的表現をそのまま流用しないようにする。参考とコピーの違いを説明できる状態にしておく。 ===== 検定対策ポイント ===== 著作物でないものは、[[cg:law:copyrighted_work|著作物]]の要件を満たさないものとして理解する。アイデアと表現の違いが重要である。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:law:copyrighted_work|著作物]] * [[cg:law:copyright_no414|著作権]] * [[cg:law:author|著作者]] * [[cg:law:copyright_infringement|著作権侵害]] * [[cg:law:permission|許諾]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第10章 * 法律 ---- [[cg:law:start|← 第10章 知的財産権・法律 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]