[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:rendering:start|第3章 レンダリング]] ====== バウンディングボリューム ====== ===== 概要 ===== バウンディングボリュームは、複雑な形状を単純な立体で囲んだものある。詳細な交差判定の前に大まかな判定を行い、処理を高速化するために使われる。 {{:cg:figures:chapter03:fig_3_8_ray_tracing.png?600|レイトレーシング法}} ===== 詳しい説明 ===== 複雑なモデルのすべてのポリゴンに対して毎回交差判定を行うと、計算量が非常に大きくなる。そこで、まず物体全体やポリゴン群を球、箱、直方体などの単純な立体で囲む。この囲みをバウンディングボリュームという。レイがバウンディングボリュームに当たらなければ、中の詳細なポリゴンを調べる必要はない。[[cg:rendering:ray_tracing_algorithm|レイトレーシング法]]では、レイとの交差判定を減らすために重要である。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、複雑なモデルやシーンを効率よく扱うための内部データとして関係する。見た目の形状そのものではなく、判定や高速化のための補助形状である。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、描画だけでなく当たり判定、視界判定、物理判定でもよく使われる。詳細な形状同士を直接調べる前に、単純な箱や球で大まかに判定することで処理を軽くできる。 ===== 制作・実装での例 ===== ゲームでは、キャラクター全体をカプセルや箱で近似して当たり判定に使うことがある。詳細なメッシュ判定より速く、実用上十分な場合が多い。 ===== 検定対策ポイント ===== バウンディングボリュームは、正確な形状ではなく判定を速くするための囲みである。[[cg:animation:axis_aligned_bounding_box|軸平行バウンディングボックス]]も代表的な関連概念である。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:rendering:ray_tracing_algorithm|レイトレーシング法]] * [[cg:animation:axis_aligned_bounding_box|軸平行バウンディングボックス]] * [[cg:rendering:hidden_surface_removal_visible_surface_determination|隠面消去]] * [[cg:rendering:ray_casting_algorithm|レイキャスティング法]] * [[cg:modeling:marching_cubes|マーチングキューブ法]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第3章 ---- [[cg:rendering:start|← 第3章 レンダリング の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]