[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:rendering:start|第3章 レンダリング]] ====== レイマーチング法 ====== ===== 概要 ===== レイマーチング法は、視線方向などに沿って空間を少しずつ進みながら、各位置での値を積み重ねて画像を作る方法である。散乱や減衰を含む空間表現と相性がよい。 {{:cg:figures:chapter03:fig_3_18_scattering_attenuation.png?600|光の散乱・減衰現象を考慮した表示}} ===== 詳しい説明 ===== レイマーチング法では、レイを一気に物体との交点まで飛ばすのではなく、一定間隔で少しずつ前進させる。各サンプル位置で、密度、色、散乱、減衰などを調べ、それらを積み重ねて最終的な色を決める。[[cg:rendering:ray_tracing_algorithm|レイトレーシング法]]が物体との交点を求める考え方に強いのに対し、レイマーチング法は空間内に広がる雲、煙、霧、ボリュームデータのような対象を扱いやすい。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、雲、煙、炎、霧、水中の濁りなど、形がはっきりした表面を持たない表現に使われる。空間の中に色や密度が分布していると考える。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、ボリュームライト、雲、霧、距離場表現などに使われる。ただしサンプル回数が増えると負荷が高くなるため、解像度やステップ数の調整が重要である。 ===== 検定対策ポイント ===== レイマーチング法は、レイ上を段階的にサンプリングする手法である。[[cg:rendering:ray_tracing_algorithm|レイトレーシング法]]と名前が似ているが、主に空間内の分布を積み重ねる点を押さえる。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:rendering:ray_tracing_algorithm|レイトレーシング法]] * [[cg:rendering:scattering|散乱]] * [[cg:rendering:attenuation|減衰]] * [[cg:rendering:volume_rendering_no238|ボリュームレンダリング]] * [[cg:rendering:ray_marching_algorithm|レイマーチング法]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第3章 ---- [[cg:rendering:start|← 第3章 レンダリング の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]