CG用語集トップ > 第1章 基礎・座標・色・ディジタル画像

量子化

概要

量子化は、標本点で得られた明るさや色を、有限段階の数値に置き換える処理である。標本化が画像の位置方向を離散化する処理であるのに対し、量子化は各点の値を段階的な数値にする処理である。画素値階調と関係する。

アナログ画像とディジタル画像

詳しい説明

標本化によって取り出された各点の明るさや色は、無限に細かい値として記録されるわけではない。実際には、あらかじめ決められた段階のいずれかに丸められる。たとえば256段階で表す場合、連続的な明るさは0から255までの整数値として扱われる。このように、値の範囲を有限段階に分ける処理が量子化である。段階数が少ないと、なめらかな明暗変化が階段状に見えることがある。

CG制作との関係

CG制作では、画像の階調数、色数、ビット深度を理解する基礎になる。滑らかなグラデーションが段階的に見える問題は、量子化の影響として説明できる。

ゲーム開発との関係

ゲーム開発では、テクスチャ形式や色のビット数、圧縮形式の選択に関係する。量子化の段階が少ないと画質が落ちるが、データ量は小さくなるため、品質と容量のバランスを考える必要がある。

制作・実装での例

画像を8bitで扱う場合、1成分は通常256段階で表される。階調数が少ない形式を使うと、滑らかなグラデーションに縞模様が出ることがある。

検定対策ポイント

量子化は値方向の離散化である。標本化はどの位置で値を取るか、量子化はその値を何段階で表すかを決める。画素値や階調と結びつけて覚える。

関連用語

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