ディゾルブは、ある画像から別の画像へ徐々に切り替わるように見せる合成・映像効果である。2枚の画像を時間に応じて混ぜることで、一方が薄くなり、もう一方が現れる。静止画処理の用語としては画像間演算に基づく合成、映像表現としては場面転換の一種として理解できる。
ディゾルブでは、2つの画像AとBを用意し、混合比率を少しずつ変化させる。最初はAを強く表示し、時間が進むにつれてBの割合を増やすと、AからBへなめらかに移り変わる。これはアルファブレンディングと近い考え方で、画素値を重み付きで合成する。単に画像を重ねるだけではなく、時間方向に混合率を変える点が重要である。
CG制作では、映像編集やモーショングラフィックスで場面転換として使われる。CG素材、実写素材、背景画像などを滑らかにつなぐときに有効である。
ゲームでは、シーン切り替え、回想表現、画面遷移、ダメージ演出などでディゾルブに近い効果が使われる。シェーダでノイズ模様を使い、部分的に消えていくディゾルブ表現を作ることもある。
実装では、時間を0から1まで進め、その値を混合率として2枚の画像を合成する。ノイズ画像を使うと、単純なフェードではなく、溶けるような消え方も作れる。
ディゾルブは、2つの画像や場面を徐々に混ぜながら切り替える処理である。オーバーラップのように単に重ねるだけではなく、時間変化を伴う切り替えとして覚える。