CG用語集トップ > 第9章 システム・応用

クラウドコンピューティング

概要

クラウドコンピューティングは、ネットワーク経由で計算資源、保存領域、ソフトウェア機能などを利用する仕組みである。自分のPCだけで処理を完結させるのではなく、外部のサーバやサービスを使う点が特徴である。CGやゲームでは、データ保存、共同制作、クラウドレンダリング、オンラインサービスの基盤として使われる。

詳しい説明

クラウドコンピューティングでは、手元のコンピュータではなく、ネットワークの先にあるサーバ上の資源を利用する。保存領域を借りる、アプリケーションをブラウザで使う、大量の計算をクラウド上で実行する、といった利用形態がある。CG制作では、大容量データの共有、レンダリング処理、制作管理に関係する。ゲーム開発では、オンラインゲームのサーバ、ログ収集、ランキング、認証、ビルド環境などに関係する。インターネットWANと結びつくが、クラウドはネットワークそのものではなく、ネットワーク越しに利用するサービスや計算資源の考え方である。

CG制作との関係

CG制作では、クラウドストレージ、クラウドレンダリング、オンラインレビューなどで利用される。PCの性能や場所に依存しにくくなる一方、通信速度や利用料金、データ管理に注意が必要である。

ゲーム開発との関係

ゲーム開発では、サーバ機能、マッチング、ランキング、ユーザーデータ保存、クラウドビルドなどに関係する。ゲームを動かすクライアント側と、クラウド上で動くサーバ側を分けて考える必要がある。

制作・実装での例

開発チームがアセットをクラウドストレージで共有したり、ビルドをクラウド上で自動実行したりする場合がある。便利だが、権限設定やバックアップを誤ると情報漏えいにつながる。

検定対策ポイント

クラウドコンピューティングは、ネットワーク越しに計算資源やソフトウェア機能を利用する仕組みである。インターネットそのものや単なる外部記憶装置と混同しない。

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