大気遠近法
概要
大気遠近法は、遠くの物体ほど空気の影響で色やコントラストが弱まり、青みがかったりぼやけたりして見えることを利用した奥行き表現である。線の収束を使う線遠近法とは別の、色や明るさによる遠近感の手がかりである。
詳しい説明
遠くの山や建物は、近くの物体よりも輪郭が弱く、色の差も小さく見えることがある。これは大気中の散乱やかすみによって、遠方の光が変化して見えるためである。絵やCGでは、遠景の彩度やコントラストを下げ、青みや明るさを調整することで奥行きを表現する。大気遠近法は、自然景観や広い空間で特に効果がある。
CG制作との関係
CG制作では、背景の山、街並み、雲、遠景オブジェクトに大気遠近法を使う。遠景を弱くすることで、手前の主役を目立たせることもできる。
ゲーム開発との関係
ゲーム開発では、広いフィールドの遠景、霧、フォグ、空気感の表現に関係する。描画距離の境界を自然に見せるためにも使われる。
制作・実装での例
実装では、距離に応じて色を変えるフォグや空気遠近のシェーダで表現できる。遠景を描き込みすぎると、奥行き感が弱くなることがある。
検定対策ポイント
大気遠近法は、色やコントラストの変化で奥行きを表す方法である。線遠近法は線の収束、きめの勾配は模様の密度変化を利用する。
関連用語
タグ
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