CG用語集トップ > 第9章 システム・応用

GPU

GPUは、画像生成や並列計算を高速に行うための演算装置である。正式にはGraphics Processing Unitと呼ばれ、CGでは頂点処理、ラスタ化、シェーディング、テクスチャ処理などに関係する。CPUが汎用的な処理を担当するのに対し、GPUは大量のデータを同時に処理するのが得意であり、リアルタイムCGやゲーム表示に欠かせない。

GPUは、画面に表示する画像を作るための計算を高速に行う装置である。3Dモデルを画面に描画するときには、多数の頂点や画素を処理する必要がある。これらは似た処理を大量に繰り返すため、並列処理に向いたGPUが活躍する。CGシステムでは、CPU内部記憶装置バスなどと連携しながら、レンダリングに必要な計算を担当する。ゲームエンジンでは、GPUにシェーダやテクスチャ、頂点データを渡し、毎フレーム画面を生成する。

CG制作では、ビューポート表示、プレビュー、GPUレンダリング、リアルタイム表示の速度に影響する。高解像度のモデルや重いシェーダを扱う場合、GPU性能が作業効率に直結することがある。

ゲーム開発では、GPUはフレームレートと画質に大きく関係する。ゲームエンジンは、モデル、テクスチャ、シェーダ、ライト情報をGPUへ送り、リアルタイムに画面を生成する。

DirectXやOpenGLなどでは、CPU側のプログラムが描画命令やデータを用意し、GPU側が頂点処理やピクセル処理を行う。CPUとGPUの役割を分けて考えると、処理負荷の原因を分析しやすい。

GPUはCG画像生成に特化した並列演算装置として押さえる。CPUとの違い、レンダリングとの関係、ゲームエンジンでの役割を区別できるようにする。

  • cg/systems/graphics_processing_unit.txt
  • 最終更新: 4週間前
  • by 127.0.0.1