バーチャルスタジオ
概要
バーチャルスタジオは、実写の人物や物体と、コンピュータで作った背景や空間を組み合わせて、仮想的なスタジオ空間を作るシステムである。ニュース番組や映像制作で使われ、実際には存在しない背景を、撮影映像と合成して表示できる。
詳しい説明
バーチャルスタジオでは、カメラで撮影した実写映像、CG背景、カメラ位置の情報、合成処理を組み合わせる。人物を切り抜くためにクロマキーが使われることもあり、カメラの動きに合わせてCG背景の見え方を変えることで、実写とCGが同じ空間にあるように見せる。単なる背景画像の差し替えではなく、カメラワークや視点変化に対応する点が重要である。
CG制作との関係
CG制作では、実写映像とCG背景を自然に合わせるために、カメラ、照明、影、色味をそろえる必要がある。仮想セットのデザインやリアルタイム合成も重要な作業になる。
ゲーム開発との関係
ゲーム開発では、直接のゲーム用語というより、リアルタイムCG、モーションキャプチャ、配信演出、イベント映像制作と関係する。ゲームエンジンを使ってバーチャルスタジオを構築する例もある。
制作・実装での例
実務では、演者をグリーンバックで撮影し、カメラトラッキング情報に合わせてCG背景をレンダリングして合成する。カメラが動いても背景の遠近感が合うようにすることが重要である。
検定対策ポイント
バーチャルスタジオは、実写とCGを組み合わせた仮想スタジオシステムである。バーチャルリアリティのように利用者が仮想空間に入る体験とは区別する。
関連用語
タグ
- CGエンジニア検定
- 第9章
- システム